ここでは、FM-7に関する怪しいものを紹介していきます。



FM-7で怪しいものといえばまずこの「ロリコンめくり」でしょう。
坊主めくりの要領でカードをめくっていき、勝つと相手が1枚ずつ服を脱いでいきます。
グラフィックのクオリティがもう少し高ければ爆発的ヒットになっていたかもしれません。
この時代、九十九電気の野球拳ですらかなり売れていましたから・・・。
(でも、これよく考えたら結果は100%運次第だよなぁ・・・)
女の子の目がちょっとセサミストリートに出てきたKermit the frogのようです・・・。

なお、元々は左目の塗り位置がずれて肌色になってしまっていたので元プログラムを
ちょこっと修正して白く塗らせています(※)。


 ※左目塗り残し修正
  3785 DATA 113,69,7,0,107,67,7,0,111,68,7,0,109,68,7,0
  さらに、最後のグラフィックが一瞬しか表示されないのを、少し長めにする
  1860 IF NUG=5 THEN FOR I=0 TO 5000:NEXT:GOTO 2040 ELSE RETURN




顔の部分をちょこっと修正してみました。これなら俄然ヤル気が出ようというものです。
(※イメージの配布はしませんので念のため・・・)




FM-7用のディスクマガジン「ディスクFM」です。何とFM-8やFM-11にも対応しています。
また、PC-88版も出ていたらしいのですが、一度も見たことがありません。
ミンキーモモのCGなどが収められています。




シューティングゲーム「イクシオン」のロード画面です。
なお、この女の子はゲーム内容とは何の関係もありません。
天使たちの午後と同じところから発売されていたようです。
内容的にはなかなか凝った本格的ゲームでした。
当時、値崩れして300円で叩き売りになっていたところを買ってきました。




ポニカから出ていた不条理シューティングゲーム「おーいかぐや姫」のロード画面です。
竹の節を撃ってかぐや姫を探し出します。シューテイングが完全な運任せで超高難度だったり、
かぐや姫の画像が微妙だったりと、いろんな意味でかなり無理です。




FM-7を強力にパワーアップするボード「エリー」です。
拡張スロットに挿すかたちで実装します。
広告は怪しさ満点ですが、実際には相当役に立ちそうなハードです。
(買っておけば良かった・・・)




テープのロード時間を大幅に速くするシステムです。あれば結構便利そうです。
実際に売っているところは見たことが無いのですが。
まあ、プロテクトのかかっている市販ソフトを落とせなければあまり意味が無いのかもしれませんが・・・。




「マイコン☆ボックス」のPC-88版「グラフィック野球けん」を勝手にFM-7に移植したものです。
F-BASIC V3.0にはタイリングペイント機能が無いため、肌色のペイントができていません。
というか、よく考えたらF-BASIC V3.3に移植すりゃいいんですね。




WARPという雑誌に載っていた「Rollings Tones」というレースゲームのご褒美画面です。
競争に勝つと女の子が1枚ずつ服を脱いでいきます。
写真はFM-7版ですが、PC-88版も存在しています。
スキャン画像データがあるためかリストが非常に長く、しかもダンプリストに縦サムが無いので
打ち込むのに大変苦労しました。
(1回目はどうしてもバグが取れず、数年後にもう一度最初から打ち込むという・・・
幸い、2回目のは無事に動きましたが。)
1500円でディスクサービスもあったのですが、当時はディスクドライブを持っていなかったので
雑誌からせっせと打ちこみました。




「ゴルフアイランド」のタイトル画面です。
プログラムをロードして「さあゲームを始めよう」と思ったら、実は延々この画面を表示する
プログラムを読みこんでいただけで、ゲーム自体は別プログラムだったり・・・
(まあ、このタイトル画面がこのゲームの売りのひとつだったりもするのですが)




「にいなのルンルンしりとりゲーム」です。
にいなちゃんは最初のうちはあまり言葉を知らないのですが、プレイする度に単語を
覚えてどんどん強くなっていきます。
口や目がアニメーションで動くなどなかなか凝った作りになってます。




「NUGI.COM」というネット上のフリーソフトです。
(「.COM」とありますが、FM-7用のプログラムです)
女子高生が滑らかなアニメーションで服を脱ぎます。
これを組むのにはかなりの技術力が必要だったと思われます。




ゲーム史上に残る名作(迷作)エニックスの「女子寮パニック」です。
女子寮に囚われているガールフレンドのロムちゃんを救い出すAVGです。
よくよく考えてみたら5階建ての女子寮にまともな女の子はこの子を含めて4人しかいません。
あとの住人はみな怪物かガードマンか番犬です(どんな寮なんだか・・・)。




これもやはりゲーム史上に残る迷作であろう「ガキ大将野球拳」です。
メガネをかけているので「ガキ大将」というよりはむしろ「ガリ勉くん」という感じです。
こいつを脱がそうというモチベーションがよく判りません・・・。




「セーラー服の野球拳」の男版です。なぜ男を脱がそうという発想になるのか・・・。
野球拳の意味が全く理解されていません。
(あまりにキモいので画像を縮小しました)




 Oh!FMの第2号の表紙です。
 まだ方向性が定まっていない頃なのですが、とっても怪しいです。
 創刊号と第2号は表紙がこんな感じのお姉さんでした。



有名なツクモ電気の「野球拳」です。これは相当に売れたものと思われます。
また、これに影響を受けて色々な野球拳ソフトが登場しました。
出来は後から発売されたハドソンの野球拳の方が上かもしれません。




エニックスの「マリちゃん危機一髪」です。
恥ずかしいなどと言っている割にはポーズに余裕が感じられます。
FM-7のTVCMにこのソフトの相当きわどい画面が採用されていたので、
FM-7の販売台数の増加にかなり貢献したものと思われます。
それにしても、実在する親戚の女の子を脱衣ゲームに登場させてしまう
槇村先生は凄すぎますね。




同じくエニックスの「ラブリー飛鳥」です。
飛鳥ちゃんのグラフィックがかなりきています。パッケージの飛鳥ちゃんは
かなり可愛く描かれているので、落差が半端ないです。



パッケージ上の飛鳥ちゃんです。
FM-7のグラフィック機能でならもう少し再現できたのではないかと思われます。






「聖子ちゃんSOS」のFM-7版です。かなりレアなソフトです。
F-BASIC V3.0の制限からPC-88版に比べてタイリングペイントされている部分が
肌色だけになっています。




ラポートの「クロスパズルTAAKOちゃん」です。
OUT派の自分には無縁の雑誌・ファンロードのマスコット(?)キャラクター
TAKKOちゃんをパズルにしたゲームです。




この会社からは他にも女の子を飛行機で攻撃して服を脱がす「キャSOS!」という
伝説のソフトが出ていました。





ポニカの「綿の国星」です。TAKKOちゃんと同じような感じのソフトです。
このソフトをパソコンショップで購入するのはある意味アダルトソフトを買うよりも勇気が必要です。
(そしてこのソフト、何とプログラムリストまで付いていました)





FM-7グラフィックス入門という本に掲載されていたグラフィックツールののサンプルデータです。
最初、何度やってもうまく表示されず苦戦していたのですが、かなり後になってから本の片隅に
「ワンポイントアドバイス」としてこのプログラムはここをこう修正しないと正常にデータが表示されません
というのが載っているのを発見してしまいました(世間一般ではそれを「バグ」と呼ぶのですが・・・)。





Mr.ヘディングというゲームの面クリア時のご褒美画面です。
これ、なかなかよくできたアクションゲームなのですが、テープ版なのに面クリア時に
こんな凝った画面が表示されるようになっていたとはちょっと驚きです。


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